【簡単】5種類のイノベーションを事例で解説

5種類のイノベーションを事例で解説 経営戦略

「イノベーションって何? イノベーションにはどういう種類があるの? 経営学ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に経営学修士(MBA)の著者が答えます。

結論

イノベーションとは
新しい「もの、アイデア、方法」
出典:オックスフォード英英辞典

本記事の参考文献

本記事の内容

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イノベーションとは

イノベーションとは

1911年に経済学者のヨーゼフ・シュンペーターは経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合することと定義しました。
定義自体は難しいですが、内容は簡単です。例えば2008年にAppleがiPhoneを開発した例で説明すると、
当時「携帯電話」、「音楽プレイヤー」、「ネット通信機器」は十数年前から使われていた技術でした。しかしAppleはこれらを新結合させて今までにない新しいデバイスiPhoneを完成させました。iPhoneはまさにシュンペーターが言うイノベーションなのです。

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イノベーションの種類

イノベーションの種類

イノベーションには「1.プロダクト・イノベーション」、「2.プロセス・イノベーション」、「3.マーケット・イノベーション」、「4.サプライ・イノベーション」、「5.オーガニゼーショ・イノベーション」の5つがあり、それぞれを解説します。

1.プロダクト・イノベーション

プロダクト・イノベーションとは他社と差別化できる新しい商品を開発することです。
例えば1979年に販売されたSONYのウォークマンはプロダクト・イノベーションでした。
それまで音楽を聴くためには家のレコードプレイヤーが必要でしたが、ウォークマンを発売以降、外で移動中に音楽を聴く文化ができました。
他にも2016年に任天堂が発売したニンテンドースイッチはプロダクト・イノベーションです。
それまでゲーム機と言えば、家庭のテレビで楽しむ家庭用ゲーム機と、どこでも持ち運びできる携帯ゲーム機が主流でしたが、ニンテンドースイッチは家のテレビでも遊べて、さらに持ち運んでどこでもプレイできる革新的なハードとなりました。

2.プロセス・イノベーション

プロセス・イノベーションとは新しい生産プロセスを開発することです。
例えばトヨタのカンバン方式はプロセス・イノベーションです。
カンバン方式以前、工場は製品を作る際に最初の工程へ生産量を伝えるというプロセスをとっていました。
しかしカンバン方式では最後の工程に生産量を伝えるというプロセスに変えることにより、「必要な時に必要な分だけ」を生産できるようになりました。

3.マーケット・イノベーション

マーケット・イノベーションとは他社と差別化できる新しいマーケットを開拓することです。
例えばマイクロソフトのwindows95はマーケット・イノベーションでした。windows95以前、パソコンは一部の企業かオタクにしか使われませんでした。しかしwindows95以降は一般の人もその利便性に魅かれてパソコンを購入するようになりました。
他にもエジソンがトースターを販売するために朝食の文化を作ったという有名な話もマーケット・イノベーションなのです。

4.サプライチェーン・イノベーション

サプライチェーン・イノベーションとは原料あるいは半製品の新しい供給源を獲得することです。
例えば「ミドリムシが地球を救う」をスローガンに掲げているユーグレナ社はユーグレナという藻を原料としたバイオ燃料製造の研究をしています。他にもふるさと納税の返礼品によくある「訳あり品」はサプライチェーン・イノベーションです。これは廃棄するはずだった特産品(色が変色していたり、少し形が悪いもの)をふるさと納税の返礼品として提供することで、新しい供給源を広げることができたのです。

5.オーガニゼーション・イノベーション

オーガニゼーション・イノベーションとは新しい組織の実現です。
例えばリクルートやサイバーエージェントの「新規事業プランコンテスト」はオーガニゼーション・イノベーションです。
これは 「新規事業プランコンテスト」でグランプリを取った人が賞金を与えらえたり、子会社の社長として、そのアイデア事業を任されるというシステムです。
トップダウンで新規事業が立ち上げるのではなく、ボトムアップの形で新規事業を持続的に立ち上げられるシステムとなりました。

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