エクセレント・カンパニーとは|8つの特徴を解説

エクセレント・カンパニーとは|8つの特徴を解説 組織論

「エクセレントカンパニーって何? エクセレント・カンパニーってどんな特徴があるの? 経営学ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に経営学修士(MBA)の著者が答えます。

結論

エクセレント・カンパニーとは優良企業は平凡な人たちから非凡な力を引き出していることを明らかにした著書です。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

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エクセレント・カンパニーとは

「エクセレント・カンパニー」とはマッキンゼーのコンサルタント、トム・ピーターズ/ロバート・ウォータマンが1982年にアメリカの超優良企業75社を調査し、優良企業は平凡な人たちから非凡な力を引き出していることを明らかにした著書です。現在では経営状態が素晴らしい企業のことをエクセレント・カンパニーと呼ぶことがあります。

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エクセレント・カンパニーの特徴

1.行動重視「やってみよ!ダメなら直せ!試してみよ!(Do it, fix it, try it)」

ピーターズとウォータマンは成功のために大切なのは、迅速な行動と、数多くの実験を行うことだとしています。例えば「市場調査は徹底的に行ったが、敵に手の内を知られたくないから市場テストはほどんどやってない」といった企業はダメだとしています。
逆に優良企業であるP&Gは、市場で学習するメリットはライバルにマネされるデメリットより遥かに大きいと考えられているため、徹底的に市場テストします。

日本企業ではサントリーが「やってみなはれ精神」という行動重視の経営理念があります。

2.顧客志向

IBMの大型コンピュータは業界最高性能ではありませんでしたが、顧客サービスで圧倒し、顧客で問題が発生するとあらゆる手段を使い迅速に解決してきました。しかし、その姿勢を忘れたことで一時期破綻に追い込まれたと言われています。
また、ある米国の科学機器メーカーは「商品アイデアの源泉は何か」という調査で、「今までになかったタイプの新商品11種類は、すべてユーザーのアイデアから生まれていた」という結果が確認されました。

3.自主性と起業家精神を鍛え、組織に多くのリーダーを育てる

ダメな企業で「戦略は完璧だったが、実行する過程で問題が発生してうまくいかなかった」という話はよくあります。ピーターズとウォータマンは優良企業を調査するうちに「1人1人が自主性と起業家精神持っているから、優良企業は徹底的に実行の数をこなして上手くいかせている」ということを明らかにしました。
例えば「京セラ」は事業部毎に予算を管理する「アメーバ経営」という経営手法をとっております。
社員1人1人が予算を意識することで、「売上を最大に、経費を最小に」という経営理念を実現できています。

4.人がアイデアを生む最大の資産

優良企業はどこも「個人の尊重」を社員を大切な資産と考えます。
Dカーネギーの「人を動かす」でも、その人に重要感を与えるとその人は率先して動くとされています。

5.価値観に基づき、実際に手を動かし実践する

超優良企業には必ず核となる信条があります。例えば「京セラ」では京セラフィロソフィーという企業哲学があります。事業部ごとに予算を与えられていると、得する事業部や損する事業部があるように思えますが、京セラフィロソフィーのような核となる信条があると、社員1人1人が会社全体のメリットを考えるため、事業部毎で摩擦が発生しないのです。

6.基軸から離れないず、分からないことには手を出さない

優良企業はある程度の多角化で、新たな環境に適応しますが、基軸からは離れません。原則なき多角化は失敗することが多いのです。例えば投資の神様ウォーレン・バフェットは「わからないものには手を出さない」という理念からハイテク株をあまり保有しませんでしたが、年率20.0%の利益を上げています。

7.常にシンプルでクリアな組織

会社が大きくなると複雑に管理作業にコストがかかります。優良企業は価値観が統一されているため、流動的に組織を組み替えても適切に対応できるのです。

8.厳しくも穏やかな面も持つ

予算などを厳しく管理しますが、社員の自主性と起業家精神は疎外されないような環境となっています。

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