【簡単】人が死ぬ瞬間どうなるか|走馬灯が見える理由

【簡単】人が死ぬ瞬間どうなるか|走馬灯が見える理由 心理学

「人が死ぬ瞬間どうなるの? 死ぬ瞬間の研究ってある? 死ぬ直前に走馬灯が見えるのは本当? なぜ走馬灯が見えるの?  心理学って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に物理学修士&MBAの筆者が解説します。

結論

人によっては死ぬ直前に、自分の一生が走馬灯のように見える場合があり、原因には3つの説が考えられています。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

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人が死ぬ瞬間どうなるか

人によっては死ぬ直前に、自分の一生が走馬灯のように見える場合があり、西洋ではこの現象を「パノラマ記憶」と呼び、昔から研究されています。
例えば1871年、スイスの地質学者アルバート・ハイムは、弟と友人たちをつれて登山に出かけました。登頂が終わって、下山しようとした時に、ハイムは体勢をくずし、滑落してしまったのです。 その時、ハイムは落下しながら以下のことを頭に思い浮かべました。

  • もうすぐぶつかるであろう岸壁のこと。
  • その下に雪が積もっていれば、落ちても助かるかもしれないこと。
  • 雪がなければ直接、岩場の上に落ちて死んでしまうであろうこと。
  • もし、無事に助かったら仲間に知らせなければならないこと。
  • 5日後に迫った大学の講義はできないであろうこと。
  • 自分の死の知らせは、愛する者たちにどのように届くであろうかということ。

そしてハイムの脳内では、全人生が走馬灯のように流れましたが、奇跡的に助ったのです。後にハイムは「まるで少し離れたところから舞台を眺めているようだった」と語っています。

その後、ハイムは同じように死に直面した人たちを探し出し、 20年以上にわたって人生の最後と思われた瞬間どんな体験したかを調査しました。すると、ほとんどの人たちが「死にのぞんで、恐れ、後悔、混乱、苦痛といった感覚はなく、自分の過去の人生が一瞬にして蘇り、最後に壮麗な音楽を聴いていた」ことがわかったのです。

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走馬灯が見える理由

人が死ぬ直前に走馬灯が見える理由はまだ科学的にわかっていませんが、3つの説が考えられています。それぞれ解説します。

防衛作用

人が死を直面すると無意識に、トラウマを残すような現実から、意識をそらせようとする心理が働くのではないかという説です。これは意識を失って、危険から身を守れなかったり、パニック に陥らないための一種の防御作用なのです。そのために平和な過去の記憶にひたるのです。

脳の感覚刺激

脳は何かの感覚刺激がないと活動できないため、臨死体験のようなショックで感覚が機能を失い、外部からの刺激がなくなる場合、脳は過去に刺激を求めるという説です。それによって、人の頭のなかには、走馬灯のような過去のシーンが蘇るのです。

脳内物質の分泌

死に直面した時は、ショックや恐怖のために脳内で大量のアドレナリンが放出されます。そのために脳は活性化され、思考が高速化します。さらに、エンドルフィンという脳内麻薬が放出されるのです。エンドルフィンは痛みや極度のストレスといった感覚を抑制するだけでなく、記憶や時間感覚の機能まで抑制してしまいます。そのため、脳の記憶に関係する機能以外が活性化し始め、意識の中に高速でかき集められた、脈絡のない映像が浮かんでくるという説です。

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